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トラネキサム酸の飲み合わせや注意事項

治療を提供する際には、安全を最優先に考え、ひとつひとつの治療法を慎重に検討しています。
お悩みやご要望に真摯に向き合い、総合的な視点から診察と治療を行います。

ー経歴ー

ー資格ー

ー所属ー

シミ・肝斑の改善やのどの痛み・口内炎の改善など、幅広く使用できるトラネキサム酸。

普段から服用している方や服用を考えている人にとって、風邪を引いたときなどに他の薬と併用しても良いのかどうかは、知っておきたいポイントですよね。

この記事では、トラネキサム酸の飲み合わせや注意事項について解説します。

また、このような美容に役立つ情報は当院の公式LINEアカウントでも配信しています。

毎月お得なクーポンも配布していますので、美容に関する情報を収集するツールとして、ぜひお役立てください。

トラネキサム酸とは

トラネキサム酸とは、人工的なアミノ酸の一種です。

紫外線を浴びたり、ウイルスに感染したり、出血をすると「プラスミン」という物質が発生し、身体にさまざまな悪影響を及ぼします。

しかしトラネキサム酸を摂取すると、プラスミンの働きを抑制することができます。

そのためトラネキサム酸は、シミ・肝斑の改善や、のどの痛み・口内炎の改善、止血などに効果があり、薬や化粧品・歯磨き粉など、さまざまな商品に使用されています。

トラネキサム酸については、下記の記事でも解説しています。

トラネキサム酸とは?効果や購入方法と合わせて解説します

トラネキサム酸の飲み合わせ

トラネキサム酸を服用する場合、「トロンビン」という止血薬との併用は控えてください。

トンビロンは胃の出血を抑えるために処方されることがある薬ですが、トラネキサム酸にもトンビロンにも止血効果がありますので、併用すると血栓ができやすくなってしまいます。

また、風邪薬としてトラネキサム酸を服用する場合、ロキソニンなどの痛み止めを飲んでも良いのか不安になる方もいらっしゃるかと思いますが、痛み止めとの併用は問題ありません。

風邪薬にトラネキサム酸が含まれている場合は、普段服用しているトラネキサム酸は中止しましょう。

トラネキサム酸の副作用

トラネキサム酸の服用による副作用は、ほとんどありません。

しかし稀に、食欲不振や胸焼け・吐き気・下痢・発疹などの症状が出ることがあります。

このような症状が出た場合には速やかに服用を中止し、医療機関の診察を受けるようにしてください。

また、「トラネキサム酸を服用すると白髪が増える」という口コミや噂を目にして不安になってしまった方もいらっしゃると思います。

しかし、トラネキサム酸を服用すると白髪が増える、という医学的根拠はありませんのでご安心ください。

トラネキサム酸の注意事項

以下に当てはまる方は、トラネキサム酸の服用ができない場合があります。

必ず医師や薬剤師に申告するようにしてください。

  • 血液凝固障害のある方
  • 血栓があらわれる危険性がある方
  • 妊娠中の方・授乳中の方
  • 脳梗塞や心筋梗塞を患っている方、ご家族に既往歴のある方
  • 腎不全の方
  • ピルを内服中の方

当院のオンライン診療について

レディアス美容クリニック恵比寿では、トラネキサム酸の内服薬をオンライン診療でも処方しております。

トラネキサム酸の内服薬を試してみたい方や、自宅から手軽に内服薬を取り寄せたい方などは、是非公式LINEアカウントから当院のオンライン診療をご利用ください。

また、当院の公式LINEアカウントでは、美容に役立つ情報の配信や人気の施術をお得に受けることができるクーポンの配布をしています。

オンライン診療をご検討している方もそうでない方も、ご登録をお待ちしております。

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トラネキサム酸の効果

トラネキサム酸を服用することにより、以下のような効果を期待することができます。

シミ・肝斑改善効果

シミや肝斑は、紫外線やホルモンバランスの乱れによってメラニンが生成されることで発生しますが、メラニンを生成する細胞「メラノサイト」は、プラスミンによって活性化されます。

そのため、トラネキサム酸を服用し、プラスミンの働きを抑制することで、シミや肝斑を改善していくことができます。

のどの痛み・口内炎改善効果

のどの痛みや口内炎は、ウイルスや感染症により細胞が破壊されることでプラスミンが発生し、痛みや炎症のもととなる物質を誘発することで起こります。

そのため、トラネキサム酸でプラスミンの働きを抑制すると、のどの痛みや口内炎を改善することができます。

止血効果

人の身体から出血すると、血小板が集まり血栓ができ、止血されていきますが、プラスミンには血流を妨げないよう血栓を溶かしてしまう働きがあるため、プラスミンが働くと血が止まりにくくなってしまいます。

しかし、トラネキサム酸を服用しプラスミンを抑制することで、血栓が残り止血されていきますので、怪我による出血や生理中の出血を止めることができます。

トラネキサム酸の服用をやめたらどうなる?

シミや肝斑の改善が目的でトラネキサム酸を服用している方にとって、服用期間は気になるポイントだと思います。

基本的にトラネキサム酸は長期間服用しても問題ありません。

また、トラネキサム酸の服用をやめると、抑制していたプラスミンが働きはじめるため、シミや肝斑が再発することもあり得ます。

ただし服用期間やシミ・肝斑の再発には個人差がありますので、気になる点がありましたら医師や薬剤師に相談するようにしてください。

トラネキサム酸の市販薬

トラネキサム酸は、肝斑の改善薬として初めて認められたOTC医薬品(市販薬)ですので、クリニックで医師の診察を受けることなく、ドラックストアなどでも購入することが可能です。

しかし、医師の診察を受けて手に入れる処方薬と市販薬を比べると、配合されているトラネキサム酸の量が市販薬のほうが少なくなっておりますので、ご注意ください。

より高い効果を期待したいようでしたら、クリニックにて医師の診察を受け、処方薬を服用することを推奨します。

まとめ

トラネキサム酸には止血効果がありますので、同じく止血効果のある「トロンビン」と併用すると、血栓ができてしまう恐れがあります。

また、風邪薬や生理中の止血剤としてトラネキサム酸を服用している方は特に、ロキソニンなどの痛み止めとの飲み合わせを気にされると思いますが、痛み止めとの併用は問題ありませんのでご安心ください。

風邪薬の中にトラネキサム酸が含まれている場合は、併用はやめましょう。

ただし、トラネキサム酸の飲み合わせについてなにか気になることがありましたら、服用前に必ず医師や薬剤師に相談するようにしてください。

レディアス美容クリニック恵比寿の公式LINEアカウントでは、このような美容に役立つ情報を定期的に配信しています。

更に、毎月さまざまな施術をお得に受けることができるクーポンの配布もしていますので、美容に関してお悩みがある方や施術をご検討している方は、ぜひご登録ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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