ピコレーザーの値段は？ピコレーザーの仕組みや効果・コストパフォーマンスを解説

シミや肝斑・ニキビ跡の治療に効果がある「ピコレーザー」の施術に興味がある方は多いのではないでしょうか。

ただ、美容医療は費用がかさばるイメージがあったり、本当に効果があるのか不安になってしまう方もいらっしゃると思います。

そのような方に向けてこの記事では、ピコレーザーの値段や効果・特徴・ピコレーザーのコストパフォーマンスについて解説します。

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ピコレーザーとは？

ピコレーザとは、シミやくすみ・肝斑・ニキビ跡などのお顔の悩みを改善する施術です。

従来もレーザーを用いた施術はありましたが、従来のシミ治療用レーザーは光があたる時間が「ナノ秒」（10億分の1秒）であるのに対して、ピコレーザーは「ピコ秒」（1兆分の1秒）と、従来と比較すると光があたる時間を1000分の1秒短縮することができました。

そのため、従来と比較して熱によるダメージや痛みが少ない治療が実現可能になりました。

ピコレーザーの仕組み

従来のレーザーは皮膚のメラニンやタトゥーの「黒色」に反応し、熱で破壊する方法でシミやタトゥーの除去をおこなっていました。

しかし、熱エネルギーで破壊する方法だと皮膚にダメージを与えてしまったり、色素を細かく破壊しきれず、皮膚に色素が残ってしまうため、シミやタトゥーを取り切るために何度も施術を受ける必要がありました。

それに比べてピコレーザーは、短い時間に強いパワーで照射することができるため、熱ではなく「振動」で色素を破壊します。

従来のレーザーと比較すると熱による肌ダメージが少ないだけでなく、強いパワーで色素を破壊できるため、従来のレーザーでは破壊しきれなかった色素まで細かく破壊することができます。

そのためピコレーザーは、従来の半分程度の回数で、熱によるやけどや色素沈着のリスクを低下させた状態で、シミやタトゥーを除去することが可能になりました。

ピコレーザーの値段

レディアス美容クリニック恵比寿では、用途別に3種類のピコレーザーの施術をご用意しています。

また、お悩みに合わせてピコレーザーの施術を組み合わせることも可能ですので、ピコレーザーの施術をご検討中の方やシミやくすみなどのお悩みがある方は是非お問い合わせくださいませ。

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ピコスポット

シミの元となるメラニンや黒色の色素を、ピコ秒の振動によって破壊する施術です。

形のはっきりした濃いシミの除去やタトゥー・アートメイクの除去をご検討の方には、ピコスポットの施術を推奨します。

シミ除去

• 5mmまで　：1回10,000円
• 10mmまで：1回 20,000円

タトゥー除去

• 1cm×1cm　　1回：10,000円
• 2cm×2cm　　1回：20,000円
• 5cm×5cm　　1回：38,000円
• 10cm×10cm　1回：50,000円
• 15cm×15cm　1回：68,000円
• 20cm×20cm　1回：100,000円

ピコトーニング

低出力のレーザーを広範囲に繰り返し照射し、肝斑やうすいシミを改善する施術です。

従来のシミ治療では肝斑やうすいシミは逆に悪化してしまう恐れがありましたが、ピコトーニングでは治療が可能になりました。

顔・首・手の甲

• 1回 10,000円
• 5回 45,000円

ピコフラクショナル

専用のレンズを装着し、肌の深部まで点状にエネルギーを集中して到達させて刺激し、コラーゲンやエラスチンを活性化させる施術です。

肌の再生を促すことができるため、毛穴の開きやニキビ跡の治療に効果的です。

顔

• 1回 19,800円
• 5回 95,000円

ピコレーザーのコストパフォーマンス

ピコレーザーは最新の機械を導入していることもあり、従来のレーザーと比較すると1回あたりの施術費用は数千円以上は高くなっています。

しかしピコレーザーの場合、従来の半分程度の施術回数で治療が終了することや、肌のダメージや痛みが少ないことなどを考えると、コストパフォーマンスは従来の施術よりも圧倒的に高いといえます。

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ピコレーザーの施術回数

施術回数はお肌の状態など個人差によりますが、ここではそれぞれの施術に対して、当院推奨の施術回数について解説します。

ピコスポット

ピコスポットは、シミ除去の場合は1回でも効果を感じることができますが、何度か通っていただくことによって、より効果を実感することができます。

また、タトゥー除去の場合も２－３ヶ月に1回程度施術を受けていただくことで、半年～1年でタトゥーをうすくすることができます。

ピコトーニング

ピコトーニングで肝斑やうすいシミを改善する場合は、1ヶ月に1回のペースで3回～5回ほど施術を受けていただけると、肝斑やうすいシミを改善することができます。

ピコフラクショナル

ピコフラクショナルで肌質の改善をしたい場合は、1ヶ月に1回のペースで3回ほど施術を受けていただければ効果を感じることができますが、毛穴の開きやニキビ跡の改善を目指したい場合は肌質を安定させる必要があるため、1ヶ月に1回のペースで5回以上は施術を受けていただくことを推奨します。

ピコレーザーの効果

ピコレーザーの施術を受けていただくことによって、ピコスポット照射では濃いシミをうすくすることができたり、タトゥーやアートメイクをうすくすることができます。

ピコトーニングでは肝斑やそばかす・うすいシミを改善することができ、更にピコフラクショナルレーザーでは、毛穴の開きの改善・ニキビ跡の改善ができます。

ピコレーザーのタトゥー除去

従来のタトゥー除去は「Qスイッチレーザー」というレーザーを「ナノ秒（10億分の1秒）」で照射することによりうすくしてきました。

しかしQスイッチレーザーですと、皮膚の深い場所にまで色素が入っている手掘りのタトゥーなどは除去に時間がかかってしまうこともあります。

しかしピコレーザーでの施術は、熱エネルギーによる除去ではなく従来よりもパワーが強いため、短時間できれいに除去することができます。

ピコレーザーは痛い？

ピコレーザーの痛みは、よく「輪ゴムではじかれた程度」と表現されます。

照射箇所に強いエネルギーを当てるため、一瞬「バチバチ」と感じますが、基本的には麻酔無しでも耐えられる痛みですのでご安心ください。

ピコレーザーで失敗しないために

ピコレーザーでよりご満足いただくためには、お悩みに対して正しいアプローチをすることが大切です。

思っていたよりもシミが消えない、毛穴の開きを改善したかったのに改善できていない、などといったことを起こさないためにも、必ず医師のカウンセリングを受けましょう。

また、施術後はレーザーを照射した箇所が通常よりも敏感になっています。

紫外線のケアをきちんとおこなったり、照射箇所を強くこすらないなど、アフターケアも丁寧におこなうことを心がけましょう。

ピコレーザーでシミが消えないと感じる

ピコレーザーで濃いシミを改善するためには、「ピコスポット照射」の施術を受ける必要があります。

「ピコトーニング」の施術は薄いシミや肝斑に効果がありますが、濃いシミにはピコスポット照射のほうが効果があるため、ピコトーニングでは取り切ることができません。

取りたいシミやお悩みなどをカウンセリングの際に必ず医師に共有し、きちんと説明を受けてから施術プランを決定するようにしましょう。

まとめ

ピコレーザーは従来のレーザーと比較すると相場として数千円以上お値段は高くなりますが、その分施術回数は従来の半分程度で済みますし、お肌へのダメージや痛みが少ないため、コストパフォーマンスが高い施術を受けていただけます。

また、お悩みによってはレーザーを組み合わせてより効果が高い施術をご提案することもできますので、シミ・肝斑・そばかす・くすみ・毛穴・ニキビ跡などのお悩みがある方は、是非お気軽にお問い合わせください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。