監修者
治療を提供する際には、安全を最優先に考え、ひとつひとつの治療法を慎重に検討しています。
お悩みやご要望に真摯に向き合い、総合的な視点から診察と治療を行います。
ー経歴ー
- 2004年:久留米大学医学部医学科 卒業
- 2024年:レディアス美容クリニック恵比寿 理事長就任
ー資格ー
- 日本整形外科学会認定専門医
- 日本整形外科学会認定リハビリ医
- 日本整形外科学会認定リウマチ医
- 日本整形外科学会認定スポーツ医
- 日本リハビリテーション学会専門医
- 日本人工関節学会認定医
- 麻酔科標榜医
ー所属ー
- 日本整形外科学会
- 日本人工関節学会
- 日本リハビリテーション学会
- 日本美容皮膚科学会
シミや肝斑を改善したいと考えた時、ハイドロキノンを使った治療を選択肢に入れる一方、ダウンタイムが気になり、なかなか踏み出せないという方は少なくありません。
お仕事などで人に会う機会が多い方は特に、どのくらい皮剥けするのか、いつまで続くのか、など、気になってしまいますよね。
そのような方に向けてこの記事では、ハイドロキノンの皮剥けについて、詳しく解説します。
また、このような美容に役立つ情報は当院の公式LINEアカウントでも配信しています。
毎月お得なクーポンも配布していますので、美容に関する情報を収集するツールとして、ぜひお役立てください。
目次
ハイドロキノンとは
そもそもハイドロキノンとは、美白作用が高い塗布薬です。
他の有名な美白剤と比較し、約10倍~100倍の美白効果があり、別名「お肌の漂白剤」とも呼ばれています。
ハイドロキノンには、メラニンの生成を抑制したり、メラニンの元となる細胞を減少させる効果があるため、塗布することで色素沈着が原因でできたシミや肝斑、茶クマ、ニキビ跡などを改善することができます。
また、ハイドロキノンについては、下記の記事で詳しく解説しています。
ハイドロキノンとは?効果や使い方、副作用と合わせて解説します
ハイドロキノンの皮剥けについて
ハイドロキノンは効果が高い美白剤ですが、その分、赤みや皮剥け、ヒリヒリ感などの副作用が出ることがあります。
このような副作用は、塗布してから2週間ほどがピークで、その後はだんだんと落ち着いてきますので、ご安心ください。
ただし、我慢できないほどの痛みがあったり、赤みがひどくなるようでしたら、必ずクリニックを受診しましょう。
ハイドロキノンのその他の副作用
ハイドロキノンを塗布することで、稀に皮膚の色素が抜けて「白斑」が出てしまったり、逆に肌が黒くなってしまう「組織黒変症」になってしまうことがあります。
通常、医師や薬剤師の指示に従ってハイドロキノンを正しく使用していればこのような副作用が起こることはありませんが、使用期間を守らなかったり、処方薬ではなくインターネットなどで購入した濃度が高いハイドロキノンを使用すると、重大な副作用に繋がってしまうことがあります。
そのため、ハイドロキノンを使用する際は必ずクリニックの診察を受け、医師や薬剤師の指示に従って使用しましょう。
当院のオンライン診療について
レディアス美容クリニック恵比寿では、ハイドロキノンをオンライン診療でも処方しております。
ハイドロキノンを試してみたい方や、自宅から手軽に薬を取り寄せたい方などは、是非公式LINEアカウントから当院のオンライン診療をご利用ください。
また、当院の公式LINEアカウントでは、美容に役立つ情報の配信や人気の施術をお得に受けることができるクーポンの配布をしています。
オンライン診療をご検討している方もそうでない方も、ご登録をお待ちしております。
ハイドロキノン・トレチノイン療法
ハイドロキノンは単体で処方することはあまりなく、多くの場合、トレチノインと一緒に処方します。
トレチノインとは
トレチノインとは、人の血液にも含まれているビタミンA誘導体です。
トレチノインを塗布することで、ターンオーバーが促進され、シミや肝斑などの色素を排出し、改善することができます。
このように、トレチノインはハイドロキノンとは別の方法で色素沈着を改善するため、併用することで、より効率的に色素沈着を改善できるのです。
トレチノインの特徴
トレチノインは、ターンオーバー促進作用の他にも、ヒアルロン酸の沈着を促したり、コラーゲンを作る細胞の働きを促す特徴があります。
そのため、シミや肝斑を改善するだけでなく、以下のような効果を期待することができます。
- ニキビ・ニキビ跡改善
- 小ジワ改善
- 肌のキメ改善
- 肌のハリ・弾力改善
ハイドロキノン・トレチノインの塗り方
ハイドロキノンとトレチノインは、夜、入浴後に一通りスキンケアが終わった後に使用します。
スキンケア→トレチノイン→ハイドロキノンの順番で塗布しましょう。
また、重大な副作用に繋がらないように、必ず5~6ヶ月塗布したら、2~3ヶ月の休薬期間を設けます。
ハイドロキノン・トレチノインの注意点
ハイドロキノンとトレチノインを使用中は、いつも以上に紫外線のダメージを受けやすくなっていますので、紫外線対策を徹底しましょう。
また、保存する際は冷暗所で保存し、開封後は6ヶ月以内に使い切るか、余った分は処分します。
そして、妊娠中の方や妊娠の可能性がある方、授乳中の方は、ハイドロキノンやトレチノインを使用することができませんので、ご注意ください。
まとめ
ハイドロキノンの皮剥けは、塗布を始めてから2週間をピークとし、その後だんだん落ち着いていきます。
ただし、赤みがひどい場合や、我慢できない痛みを感じる場合は、一度使用を中止し、必ずクリニックを受診するようにしましょう。
レディアス美容クリニック恵比寿の公式LINEアカウントでは、このような美容に役立つ情報を定期的に配信しています。
更に、毎月さまざまな施術をお得に受けることができるクーポンの配布もしていますので、美容に関してお悩みがある方や施術をご検討している方は、ぜひご登録ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。