ハイドロキノンで肝斑を改善！効果や副作用と合わせて解説します

顔にあるとついつい気になり、悩みの種となってしまう肝斑。

シミほど濃くはないものの、できることなら改善したいと思っている方は少なくありません。

実は、ハイドロキノンを使えば、肝斑を自宅で改善することができるのです。

この記事では、ハイドロキノンの肝斑への効果について詳しく解説いたします。

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肝斑とは

そもそも肝斑とは、目尻から頬骨上にかけて存在する薄茶色のシミのことです。

肝斑は、更年期や妊娠中、ピルを服用している時にできやすいことから、女性ホルモンが乱れることが原因でできると言われており、主に30～40代の女性に多く現れます。

また、ストレスや生活習慣の乱れ、皮膚への刺激なども、肝斑の原因になると言われています。

ハイドロキノンとは

ハイドロキノンとは、「お肌の漂白剤」と呼ばれるほど美白効果の高い、美白剤です。

主成分は「ヒドロキノン」という物質で、ヒドロキノンは食物にも含まれる天然の化合物になります。

ハイドロキノンを塗布すると、メラニンの生成を抑制したり、メラニンの元となる細胞、メラノサイトを減少することができます。

また、ハイドロキノンには、美白効果が高いことで有名な他の物質と比較し、約10～100倍の美白効果があります。

ただし、使用方法を誤ると重篤な副作用に繋がることがありますので、必ず医師や薬剤師の指示に従い、処方薬を使用する必要があります。

ハイドロキノンについては下記の記事でも解説しています。

ハイドロキノンとは？効果や使い方、副作用と合わせて解説します

ハイドロキノンの肝斑への効果

前述の通り、ハイドロキノンはメラニンをつくる工場であるメラノサイトの働きを抑えることができるため、塗布することで肝斑を改善することができます。

また、肝斑の改善以外にも、以下のような効果を期待することができます。

• シミ改善
• ニキビ跡改善
• 茶クマ改善
• 美白

当院のオンライン診療について

レディアス美容クリニック恵比寿では、ハイドロキノンをオンライン診療でも処方しております。

ハイドロキノンを試してみたい方や、自宅から手軽に薬を取り寄せたい方などは、是非公式LINEアカウントから当院のオンライン診療をご利用ください。

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トレチノインとの併用

トレチノインとは、ビタミンA誘導体の塗布薬です。

ターンオーバー作用が高く、塗布することで皮膚の再生や、コラーゲンの生成を促進することがでるため、シミや肝斑、ニキビ跡の改善や、毛穴の改善などを期待することができます。

また、トレチノインとハイドロキノンは、「シミや肝斑などの色素沈着を改善する」といった効果は同じですが、アプローチする方法が異なるため、併用して使用することで、より高い効果を期待することができます。

使用する際は、洗顔後、普段のスキンケアを済ませた後に、トレチノイン→ハイドロキノンの順に塗布します。

ハイドロキノンとトレチノインの併用については、以下の記事でも解説しています。

ハイドロキノンとトレチノインは併用すると効果的です

ハイドロキノンの副作用・注意点

ハイドロキノンは美白効果が大変高い薬ですが、その分、副作用が強く出てしまう場合があります。

具体的には、使い始めてから2週間をピークに、強い赤みやヒリツキ、皮むけを感じます。

また、濃度5％以上のハイドロキノンを使用することで「白斑」が出てしまったり、濃度が薄いハイドロキノンを長期間使用することで「組織黒変症」になってしまうことがありますので、休薬期間など、必ず医師や薬剤師の指示に従い使用しましょう。

また、その他にも以下の点に注意して使用してください。

• 使用中は紫外線対策や保湿を徹底しましょう
• 保存する際は、冷暗所に保存しましょう
• 開封後、半年以内に使い切れなかった分は処分しましょう
• 妊娠中や授乳中、妊娠の可能性がある方は、ハイドロキノンを使用することができません

肝斑のその他の治療

肝斑に効果があるその他の治療として、「ピコトーニング」がおすすめです。

ピコトーニングとは、ピコ秒（1兆分の1秒）の単位でレーザーを照射する、お肌のホワイトニングです。

従来のレーザー機器の場合、肝斑に照射すると、かえって濃くなってしまう恐れがあったため、照射することができませんでした。

しかしピコトーニングは、低出力でお肌をまもりながら照射するため、肝斑にも照射することができる画期的なレーザーなのです。

ピコトーニングについては、下記の記事で詳しく解説しています。

ピコトーニングとは？特徴や効果・施術の流れを解説します

まとめ

そもそも肝斑は、女性ホルモンが乱れることなどが原因でできると言われているシミの一種です。

ハイドロキノンは、メラニンの生成を抑制する作用がありますので、塗布することで、肝斑を改善することができます。

ただし、医師や薬剤師の指示に従って使用しないと、白斑などの重い副作用が現れる場合がありますので、必ず処方薬を正しく使用しましょう。

また、肝斑の状態によっては、ピコトーニングなど他の施術と組み合わせることで、より効果を期待することができるでしょう。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。