ヒルドイドは副作用で赤みが出る？

ヒルドイドは、乾燥や血行不良などを改善することができる外用薬で、さまざまな方に広く使われています。

しかし、薬には副作用が付きものですので、ヒルドイドの副作用についても気になる方はいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、ヒルドイドの副作用について詳しく解説します。

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ヒルドイドとは

ヒルドイドとは、ヘパリン類似物質という保水力が高い物質が主成分の外用薬です。

ピンクのチューブ型のパッケージのヒルドイド軟膏クリームを、一度は目にしたことがある方は多いのではないでしょうか。

ヘパリン類似物質には、保湿作用のほかにも血行促進作用や、抗炎症作用があるため、ヒルドイドは乾燥にお悩みの方だけでなく、多くの方に処方されます。

また、ヒルドイドにはジェネリック医薬品も合わせると9つ種類があり、それぞれ使用感が違うため、塗布する箇所や季節などによって使い分けます。

ヒルドイドについては下記の記事でも解説しています。

ヒルドイドの基本情報！効果や使い方・副作用などを解説します

ヒルドイドの副作用

ヒルドイドを使用することによる副作用は、ほとんどありません。

ヒルドイドは他の外用薬と比較しても低刺激ですので、基本的には生まれたばかりの乳児でも使用することができます。

しかし、稀にかゆみや赤み、皮膚炎、紫斑などの副作用がみられることがあります。

そのような場合には使用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。

ヒルドイドで赤ら顔が悪化することも

酒さ（赤ら顔）は、通常時よりも毛細血管が広がり、血液が多く流れることで起こります。

また、ヒルドイドには血行促進作用があるため、酒さの方がヒルドイドを塗布すると、かゆみや湿疹が出たり、赤ら顔が悪化してしまうことがあります。

酒さでお悩みの方は、ヒルドイドを使用する前に必ず申告し、医師や薬剤師の許可を得てからヒルドイドを使用するようにしましょう。

ヒルドイドを使うと後悔する？

ヒルドイドに関して、「ヒルドイドを使うとたるむ」「ヒルドイドを使うのはやめたほうがいい」などといった口コミや噂話があります。

しかし、前述の通りヒルドイドに副作用はほとんどありませんし、ヒルドイドを使ってたるむ、などといったことには医学的根拠はありません。

処方されたヒルドイドを正しく使用すれば、低刺激で安全な外用薬ですので、安心して使用いただけます。

また、ヒルドイドに関するマイナスな噂については、下記の記事で詳しく解説しています。

ヒルドイドはやめたほうがいい、という噂について

ヒルドイドを使うと将来たるむ？気になる噂について解説します

当院のオンライン診療について

レディアス美容クリニック恵比寿では、ヒルドイドをオンライン診療でも処方しております。

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ヒルドイドの効果

ヒルドイドを使用することで、以下のような効果を期待することができます。

• 乾燥肌改善
• 乾燥由来の諸症状改善
• 血行不良改善
• 血行不良由来のしもやけ・打ち身改善
• ケロイド改善
• お肌の炎症改善

ヒルドイドの効果については下記の記事でも解説していますので、よろしければ是非ご一読ください。

ヒルドイドの効果は？使い方や注意点も解説

ヒルドイドの使い方

ヒルドイドは、1日1～数回、直接またはガーゼを使って塗布します。

血行促進作用があるため、傷口や赤ら顔の箇所に塗布するのは避けましょう。

また、血友病、血小板減少症などの疾患がある方や、わずかな出血でも重症になりうる方は使用することができませんのでご注意ください。

乾燥を防ぐためには

乾燥は、ヒルドイドなどの保湿効果のある保湿剤を塗布することで簡単に防ぐことができます。

例えば、ヒルドイドに含まれるヘパリン類似物質は、皮膚の角質層まで水分を行き届かせることができ、更にヒルドイド軟膏やクリームなどの油分が多い商品の場合、行き届かせた水分が体外に蒸発しないように油分で蓋をすることができます。

また、保湿剤を塗布する以外にも、お風呂で身体を洗いすぎないことや、熱湯に入りすぎないこと、室内を加湿することなど、日常生活から改善することも大切です。

まとめ

ヒルドイドは、他の外用薬と比較しても低刺激で安全なため、安心してご使用いただくことができます。

しかし、稀に赤みやかゆみ、皮膚炎などの副作用が現れてしまうことがありますので、ご注意ください。

また、酒さ（赤ら顔）の方が使用すると、発疹やひりひり感があるなど、酒さが悪化してしまうことがあります。

そのような場合には使用を中止し、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。