白髪も医療脱毛できる！ニードル脱毛のメリット・デメリットと料金相場

白髪に効果があるのは医療ニードル脱毛

白髪や日焼けなど、色素に関係なく脱毛を行おうとした場合、毛に直接アプローチできるニードル脱毛（電気脱毛）が有効です。

ニードル脱毛は毛色に関わらず対応可能なので、白髪が多い方や特定の部位の白髪が気になる方には最適な方法といえるでしょう。

それでは下記に詳しい概要を説明します。

ニードル脱毛とは？

ニードル脱毛とは、毛穴に極細の針を挿入し、電気の力で毛根にダメージを与えて脱毛する方法です。

この手法は「電気脱毛」とも呼ばれ、毛の色や肌質に関係なく対応できるのが特徴です。

レーザー脱毛がメラニン色素に反応するのに対し、ニードル脱毛は直接毛根に働きかけるため、白髪や色素の薄い毛でも確実に処理が可能です。

特に、顔の産毛やホクロ周りの毛、白髪の脱毛を希望する方にとって効果的です。

ニードル脱毛の種類

ニードル脱毛には「美容電気脱毛」と「医療針脱毛（絶縁針脱毛）」の2種類があります。

あまり一般には聞き慣れないこの2種類にはどのような違いがあるのでしょうか。

詳しく解説していきます。

美容電気脱毛

美容電気脱毛は、エステサロンなどで提供される脱毛方法で、毛穴に「プローブ」と呼ばれる細い電極を挿入し、微弱な電流を流して毛根にダメージを与えることで脱毛を行います。

この方法は、毛の色や肌質に関係なく施術が可能で、特に白髪や色素の薄い毛にも効果的です。

また、眉や髭などの細かなデザインを伴う脱毛にも対応できます。

ただし、施術には時間と費用がかかり、電流を流す際に痛みを感じることがあります。

また、施術前には毛を2～3mm程度伸ばす必要があり、施術後に炎症を起こす場合もあるため、適切なケアが重要です。

医療針脱毛（絶縁針脱毛）

医療針脱毛（絶縁針脱毛）は、医療機関で行われる永久脱毛方法で、特に白髪や色素が薄い毛に対して効果的です。

この方法は、絶縁針を毛穴に挿入し、電流を流して毛根に直接ダメージを与えます。

針の先端だけが電流を通すように絶縁されているため、周囲の皮膚には影響を与えず、毛根のみを効率よく処理できるのが特徴です。

この技術により、痛みが強くなることもありますが、医療機関では麻酔クリームを使用することもでき、痛みの緩和が可能です。

また、脱毛後の肌トラブルにも医療機関で対応できるため、より安全にニードル脱毛を行うことができます。

白髪に効果的な医療ニードル脱毛のメリットとデメリット

医療ニードル脱毛は、メラニン色素に依存せず毛根に直接アプローチするため、白髪や色素の薄い毛にも対応できます。

この方法は医療機関で行われ、効果が高く確実ですが、他の脱毛方法と比べると痛みや時間がかかる点も。

ここでは、白髪にも有効な医療ニードル脱毛のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

メリット

白髪を含むあらゆるムダ毛の脱毛が可能

医療ニードル脱毛の最大のメリットは、白髪を含むあらゆるムダ毛の脱毛が可能である点です。

一般的なレーザー脱毛は毛のメラニン色素に反応して毛根を破壊するため、色素が薄い毛や白髪には効果がありません。

しかし、医療ニードル脱毛は針を毛穴に挿入し、電流で毛根を直接破壊する仕組みであるため、毛の色に関係なく脱毛ができます。

これにより、白髪が増えてきた部分や産毛など、他の方法では脱毛しにくい部位にも対応できるため、全身のムダ毛を確実に処理できます。

また、医療機関で行われるため、脱毛後のケアや肌トラブルへの対応も受けられる点で、安全性が高い脱毛方法といえます。

眉や髭など細かいパーツにも対応

通常のレーザー脱毛は広範囲に照射するため、毛の密集度が高い部位やデザインを重視する部分には向いていませんが、医療ニードル脱毛は1本ずつ毛根に直接アプローチするため、細かい調整が可能です。

例えば、眉の形を整える際に、特定の毛だけを選んで脱毛でき、細かいデザインにも対応できます。

さらに、髭に関しても口周りなどの細かな部分を自然に整えつつ脱毛が可能で、髭剃り後の肌荒れに悩む方にもおすすめです。

その場ですぐに脱毛効果を実感できる

医療ニードル脱毛の特徴的なメリットの一つが、施術後すぐに脱毛効果を実感できる点です。

医療ニードル脱毛は、針を毛穴に挿入して直接毛根に電流を流し、即座に毛根を破壊するため、施術直後にその部分の毛が抜け落ち、目に見えて脱毛効果を確認することができます。

レーザー脱毛では、照射後しばらくしてから毛が抜ける「ポップアップ」というプロセスが必要なため、効果を実感するまでに時間がかかることもありますが、医療ニードル脱毛はその場で毛が抜けるため、効果が一目瞭然です。

また、他の部位に再生する毛も抑えられるため、今後のムダ毛処理が楽になりやすく、早く結果を感じたい方や、重要なイベントを控えた方にも適しています。

デメリット

医療レーザー脱毛より時間がかかる

ニードル脱毛は、毛穴に1本ずつ針を挿入して電流を流し、毛根を破壊する方法です。

そのため、広範囲の毛を処理するには非常に多くの時間が必要です。

たとえば、医療レーザー脱毛は一度の照射で広い範囲をカバーできるため、短時間で多くの毛を処理できますが、ニードル脱毛では一つずつの毛穴をターゲットにするため、効率が低く、特に毛量が多い部位の脱毛では長時間の施術が求められます。

また、複数回の施術が必要な場合も多いため、脱毛完了までの総時間や回数が多くなりやすいです。

こうした特性から、時間に余裕がない方や広範囲の脱毛を希望する方にとっては負担が大きくなることが考えられます。

医療レーザー脱毛より料金が高い

医療ニードル脱毛は、毛穴に一本ずつ針を挿入し、電流を流して毛根を破壊する方法であるため、施術時間が長くなりがちです。

施術にかかる時間と手間が多いため、広範囲を脱毛する場合は料金が高くなる傾向にあります。

また、毛の生え変わり周期に合わせて何度か施術を受ける必要があり、回数を重ねるごとに費用もかさんでいきます。

医療レーザー脱毛が比較的短時間で広範囲を効率よく処理できるためにコストを抑えやすいのに対し、ニードル脱毛は慎重に一本ずつ処理することで高い永久脱毛効果が得られますが、総合的な費用は高額になるケースが多いです。

現在、医療脱毛の方法としてレーザー脱毛が主流となります。

そのため、施術可能なクリニックが限られてしまい、手技についても特定の講習をクリアする必要がある場合も多いため、施術価格も高価であると言えます。

長期的なコストがかかる点は、ニードル脱毛を検討する際の重要な考慮要素です。

脱毛前は毛を2〜3mm伸ばす必要がある

医療ニードル脱毛は毛穴に針を挿入して行うため、ある程度の毛の長さがないと、針が毛穴に正確に入りづらく、脱毛効果が十分に発揮されません。

このため、施術前には剃毛を控え、毛を伸ばす準備が求められます。

特に、顔や腕など目立つ部位の場合、日常生活で毛が気になることがあるため、この準備が煩わしく感じることもあるでしょう。

医療レーザー脱毛では毛を剃った状態で施術が可能なため、日々の身だしなみを気にせずに通いやすい一方で、ニードル脱毛は準備の手間がかかります。

こうした点から、スケジュールを調整しながら施術計画を立てる必要があるため、手軽さを求める方にとっては不便と感じることがあるかもしれません。

永久脱毛できる医療レーザー脱毛より痛い

医療ニードル脱毛は、永久脱毛が可能な脱毛方法のひとつですが、医療レーザー脱毛に比べて痛みが強いと感じる方が多いです。

これは、医療ニードル脱毛が毛穴に針を挿入して電流を直接流し、毛根にダメージを与えるためです。

医療レーザー脱毛は広範囲に光を照射することで毛根を破壊するのに対し、ニードル脱毛は一本ずつ丁寧に処理するため、毛根への刺激がダイレクトに伝わり、痛みを伴いやすくなります。

そのため、特に痛みを感じやすい部位や毛が太い部分は負担が大きく感じられることも。

ただし、痛みが強い分、確実に毛根を破壊できるため、再生率が低く、永久脱毛効果が高いのが特徴です。

また、クリニックでは麻酔クリームなどの対策が取られるため、痛みが不安な場合には事前に相談するとよいでしょう。

白髪の医療脱毛に関するよくある質問