当記事はレディアス美容クリニック恵比寿の理事長が記事監修・スタッフが記事作成しております。
医療脱毛を受けた後のアフターケアについて、こんなお悩みや疑問を感じたことはありませんか?
医療脱毛を受けた後ってどんなアフターケアをしたらいいの?
医療脱毛後の正しいアフターケアを知っておきたい
この記事では、医療脱毛後に欠かせないとても大切なアフターケアの方法について詳しくご紹介していきます。
医療脱毛後に行う正しいアフターケアと、反対に医療脱毛後にやってはいけない注意点についても一緒にお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
監修者
治療を提供する際には、安全を最優先に考え、ひとつひとつの治療法を慎重に検討しています。
お悩みやご要望に真摯に向き合い、総合的な視点から診察と治療を行います。
ー経歴ー
- 2004年:久留米大学医学部医学科 卒業
- 2024年:レディアス美容クリニック恵比寿 理事長就任
ー資格ー
- 日本整形外科学会認定専門医
- 日本整形外科学会認定リハビリ医
- 日本整形外科学会認定リウマチ医
- 日本整形外科学会認定スポーツ医
- 日本リハビリテーション学会専門医
- 日本人工関節学会認定医
- 麻酔科標榜医
ー所属ー
- 日本整形外科学会
- 日本人工関節学会
- 日本リハビリテーション学会
- 日本美容皮膚科学会
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目次
医療脱毛後にアフターケアが大切な理由
医療脱毛後に欠かせないのがアフターケアですが、まずはなぜ施術後のアフターケアが大切なのか理由をお伝えしていきます。
医療脱毛はレーザーを毛根に照射するので、施術後は肌がとてもデリケートな状態になっています。
施術後に正しいアフターケアを怠ると、赤みがひどくなる、乾燥や痒み、などといった肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があるのです。
アフターケアを行わずに上記のような肌トラブルが起きた状態を長く放置してしまうと、色素沈着や毛のう炎といったさらに悪化した肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
施術後に正しいアフターケアをせずに肌トラブルが起こってしまうと、今後の医療脱毛を計画的に進めることが困難になってしまうこともあります。
この記事では、正しいアフターケアの大切なポイントをいくつかお伝えしていきますので、ぜひ参考に医療脱毛後のケアに取り入れてみてくださいね。
医療脱毛後の正しいアフターケア方法
こちらでは、まずは医療脱毛後の正しいアフターケアの方法について詳しくご紹介していきます。
下記のようにアフターケアとして取り入れたい、6つの方法を順番にお伝えしていきます。
- 最も重要なアフターケアは丁寧な保湿
- 紫外線対策を徹底する
- ほてりや赤みのケアを行う
- 強い赤みや炎症がある場合は軟膏を塗る
- 脱毛当日は湯船に浸からないでシャワーだけにする
- 肌に優しく通気性の良い服を着る
安心して医療脱毛を受けるためにも、事前に正しいアフターケアの方法を知っておくことは大切なことなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
最も重要なアフターケアは丁寧な保湿
医療脱毛を受けた後の肌は、レーザーの照射により軽いヤケドのような状態であるため、皮膚内の水分量が減少し乾燥が進みます。
医療脱毛後の肌に、特に気をつけていただきたいのが乾燥への対策です。
普段から保湿などのケアは大切ですが、医療脱毛後は特に乾燥した状態になることが考えられ、乾燥によるかゆみが出てしまう場合もあります。
かゆみに伴い皮膚の表面を掻いてしまうと、傷口から細菌などが入り、肌トラブルを引き起こしてしまう恐れもあります。
保湿剤を選ぶポイントとしては、医療脱毛後の肌はデリケートであり刺激にも敏感になっていますので、刺激が少ない低刺激な保湿剤がおすすめです。
乾燥させないように、いつも以上に徹底した保湿ケアを心がけるようにしましょう。
紫外線対策を徹底する
医療脱毛を受ける前にも心がけたい、普段からできるケアの一つに紫外線対策があります。
医療脱毛後の肌はとてもデリケートな状態ですので、紫外線などの影響を受けやすい状態と言えます。
日焼け止めをしっかり塗る、アームカバーや日傘を使用するなど、施術を受けた後はいつもより意識をし、徹底した紫外線対策を行うようにしましょう。
日焼けの程度によっては脱毛施術が受けられないこともあるため、しっかりと対策をすることが大切です。
ほてりや赤みのケアを行う
医療脱毛はレーザーの照射により、施術後は肌がほてったり赤みが出る方もいます。
肌を温めると血流が良くなり、痒みなどが出てしまう恐れのありますので、赤みやほてりを感じたら、アイシングなどをして対策をするようにしましょう。
あまり赤みがひかなかったり、炎症がひどくなっているなどの肌トラブルを感じた場合は、我慢をせずに施術を受けたクリニックに相談してみましょう。
強い赤みや炎症がある場合は軟膏を塗る
肌に強い赤みや炎症が現れた場合は、施術を受けたクリニックに問い合わせをし、医師に軟膏などを処方してもらうようにしましょう。
クリニックによっては、アフターフォローとして事前に軟膏や飲み薬を処方してくれるクリニックもあります。
強い赤みや炎症が症状として出た場合、掻いたり刺激を与えたりせず、軟膏を塗るなど適切な対応をし、自己判断をしないようにしましょう。
脱毛当日は湯船に浸からないでシャワーだけにする
医療脱毛を受けた当日は、湯船に入浴し浸かることは控え、お風呂はシャワーでサッと済ませることをおすすめします。
医療脱毛はレーザーを照射することで、肌が軽くヤケドをしたような状態になっているので、長時間の入浴などで身体が温まると血行が良くなり、脱毛を受けた部分にかゆみや脹れなどの肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
シャワーの温度もあまり高い設定にしないように気をつけ、石けんやボディソープなども低刺激なものを選ぶなど、肌をいたわるように心がけられると良いでしょう。
肌に優しく通気性の良い服を着る
肌の熱がうまく逃げないような通気性が悪い洋服は避け、なるべく風通しがいい洋服で過ごすようにしましょう。
肌の表面はレーザーの照射に軽く熱をもっているような状態ですので、肌に優しい素材の綿や麻などの生地のものを選ぶようにし、なるべく衣類の脱ぎ着でも刺激を与えないように気をつけることが大切です。
通気性が良くない素材の洋服を着用することで、湿気をうまく逃すことができず、医療脱毛後で肌が敏感な状態ですと雑菌などが繁殖しやすい状態になってしまいます。
あまり過度に心配することはありませんが、素材によっては敏感な状態の肌となってしまうことを意識して過ごせるといいですね。
医療脱毛後にNGなやってはいけないこと
先ほどは、医療脱毛後の正しいアフターケアについてご紹介させていただきましたが、こちらでは反対に医療脱毛後にやってはいけないことをお伝えしていきます。
- 毛が抜けるのが楽しいからといって引っ張るのはNG
- 医療脱毛後2週間は予防接種を受けない
- 激しい運動や飲酒など体温が上がる行動はしない
- 医療脱毛後、約3日間は自己処理を控える
- 4日後からも毛抜きや除毛クリームでの自己処理は避ける
- 肌トラブルが起こったら迅速にクリニックに相談する
上記のように、6つに分けてご紹介していきます。
やってはいけないポイントを知っておけると、医療脱毛後に気をつけて過ごすことができますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
毛が抜けるのが楽しいからといって引っ張るのはNG
脱毛機の照射により、数日間から数週間の間に医療脱毛を受けた部位の毛がポロポロと抜け落ちてくることが考えられます。
毛を抜くなどの刺激を与えることは、デリケートな状態である肌には負担になってしまいますので、無理やり引っ張ったり摩擦を加えることはやめましょう。
脱毛を効率よく進めていくためにも、毛周期が乱れてしまうとしっかり毛根にアプローチすることが難しくなるので、脱毛が完了するまでの月日がトータルで長い期間かかってしまうことが考えられます。
レーザーを照射した毛は自然に抜けていくので、 優しく保湿ケアを徹底し、あまり過度に気にして触らないようにしましょう。
医療脱毛後2週間は予防接種を受けない
季節によっては、予防接種を予定している方もいるかもしれませんが、医療脱毛を受けた後の約2週間は予防接種を受けることは控えましょう。
なぜ一定期間、予防接種を控えた方がいいのかと言いますと、医療脱毛後は肌が敏感な状態になっていて、予防接種を受けるといつもより反応しやすく、腫れてしまったり肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
医療機関によって脱毛後に予防接種を受ける期間に違いはありますが、肌トラブルを避けるためにも多くの場合おおよそ2週間程度は控えるように推奨しています。
激しい運動や飲酒など体温が上がる行動はしない
医療脱毛はレーザーを毛根に照射しますが、施術後は肌が軽いヤケドのような状態になっていることが考えられます。
血流が良くなり体温が上昇してしまうと、ほてりや痒みなどの症状が強く出てしまうことが考えられます。
ですので医療脱毛後は激しい運動や飲酒、湯船に浸かるなどの血流をよくする行動を控えるようにし、安静にして過ごせるように心がけましょう。
医療脱毛後、約3日間は自己処理を控える
ムダ毛の自己処理はいつ頃再開しても大丈夫なの?
医療脱毛後、おおよそ3日間は自身でのムダ毛の自己処理は控えるようにしましょう。
毛根にレーザーを当てるので、人によっては赤みやほてりが出る方もいます。
レーザーを照射した部分の毛は、施術後にすぐに抜け落ちることはなく1〜2週間程度かけてポロポロと抜けていくことが考えられます。
なので医療脱毛後すぐに効果を実感することは難しいので、「効果を感じない」と判断してすぐに自己処理を再開するのは控えましょう。
4日後からも毛抜きや除毛クリームでの自己処理は避ける
先ほど医療脱毛後、おおよそ3日間は自己処理を控えることをお伝えさせていただきました。
ですが、4日目以降も肌への負担が考えられる除毛クリームやピンセット等の毛抜きなどの自己処理は控えるようにしましょう。
医療脱毛後の肌はデリケートな状態ですので、薬剤を塗布して毛を溶かすことで脱毛をしていく除毛クリームなどは肌への負担が特に大きく、敏感になっている肌に塗布することで、肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
毛周期が乱れてしまうと、レーザーで照射しても毛根にうまくアプローチできないので、効率的に脱毛を進めることができなくなってしまいます。
肌トラブルが起こったら迅速にクリニックに相談する
これまでいくつか紹介させていただいた脱毛後のアフターケアをしていても、施術後にあからさまに肌が赤くただれたり、痒みが治らないなどの肌トラブルが見受けられた場合、速やかに施術を受けたクリニックに相談するようにしましょう。
肌トラブルが万が一起きてしまった場合でも、医療脱毛であれば常駐している医師により適切な対応をしてくれます。
クリニックによっては、アフターケアを無料で徹底的にサポートをしてくれるクリニックもありますよ。
今後、脱毛を続けていく上でも肌トラブルがあった場合は、施術を受けたクリニックにしっかり伝えることはとても大切なことです。
医療脱毛のアフターケアに関するよくある質問
医療脱毛後は毛が抜け落ちるまで剃ってはいけないって本当?
医療脱毛後はレーザーの照射によりデリケートな状態になっています。
肌がデリケートな状態になっているのに、自己処理を再開して肌を刺激してしまうと肌トラブルを引き起こしてしまう原因となってしまう可能性があります。
医療脱毛後の自己処理はいつから再開しても良い?
自己処理を再開していい目安は医療脱毛を受けた後の約3日間後といわれています。
3日間ほど空けて自己処理を再開する場合は、電気シェーバーなど肌への負担が少ない方法が良いでしょう。
医療脱毛後に毛を剃ってしまったけど大丈夫?
この記事で、医療脱毛後は約3日間は自己処理を控えた方がいいことをお伝えさせていただきました。
もしも3日以内に自己処理をしてしまった場合、肌トラブル等の症状が出なければ安静にしていただき、保湿のケアは十分に行うようにしましょう。
かゆみや肌トラブル等の症状が現れた場合は、医療脱毛を受けたクリニックに相談してみるようにしましょう。
医療脱毛1回目後は毛が抜けないって本当?
医療脱毛は今生えている毛にレーザーを照射して毛根にアプローチすることで、毛が生える仕組みを破壊していきます。
毛を徐々に柔らかくし細くしていく効果もあるので、1度目はなかなか毛が抜け落ちることが難しいこともあります。
毛周期も関係していて、これから生えてくる毛もあるため1度での脱毛効果を実感するのも難しいと言えます。
医療脱毛後、抜けない毛がある。引っ張らないと抜けない理由は?
医療脱毛を受けた直後に、毛を引っ張っても抜けやすいということはあまりありません。
レーザーを毛根に照射したことによって、毛が抜け落ちるまでには数日から数週間程度、時間をかけて抜け落ちていくのですぐに脱毛の効果を実感することが難しいためです。
医療脱毛のアフターケアに保湿クリームはダメ?
肌が敏感になっていることが考えられますので、低刺激な保湿クリームを使用することはむしろアフターケアとして取り入れたいアイテムの一つです。
保湿クリームは医療脱毛前の使用は禁止とされているクリニックもありますが、医療脱毛を受けた当日がは保湿クリームなどを使用し、乾燥させないようにケアをすることをおすすめします。
医療脱毛後、当日に性行為をしても良い?
医療脱毛後は肌がいつもよりも敏感になっている可能性があり、性行為は肌が触れ合ったり、体温が上昇することも考えられます。
血行が良くなる入浴や激しい運動を控えるのと同じように、医療脱毛を受けた当日は控えた方が良いでしょう。
医療脱毛後は丁寧なアフターケアで肌を労わってあげよう
医療脱毛後のアフターケアの方法について詳しくご紹介させていただきました。
医療脱毛はレーザーの照射により、施術を受けた後はいつもよりも肌が敏感になっていることが考えられます。
この記事でお伝えしましたアフターケアの方法を参考にしていただき、医療脱毛後はぜひ正しいアフターケアをして過ごしていただけたら嬉しいです。
肌へのアフターケアも忘れずに、医療脱毛でツルツルすべすべの肌になれますように願っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。