医療脱毛は耐えられないほど痛い？痛みを感じやすいケースと軽減する対処法

当記事はレディアス美容クリニック恵比寿の理事長が記事監修・スタッフが記事作成しております。

脱毛を受けたいと考えたときに思い浮かぶお悩みの一つが「痛み」についてではないでしょうか？

医療脱毛を検討している方の中には、下記のような疑問やお悩みがある方もいるでしょう。

医療脱毛で脱毛施術を受けると、効果は期待できる反面、痛みについては上記のように少し心配になってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか？

この記事では、医療脱毛にまつわる痛みについて詳しくお伝えするのと、対処法なども交えながらわかりやすくご紹介していきます。

医療脱毛の痛みについて心配されていた方や、医療脱毛を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

医療脱毛が痛いと感じる理由とは？

先ほど、医療脱毛で感じる痛みについての感じ方をお伝えしましたが、ここではどうして医療脱毛が痛いと感じるのかをお伝えしていきます。

医療脱毛は毛を生成する組織にアプローチして、毛根にレーザーを照射することで脱毛をしていきます。

この組織を破壊できることによって、毛がだんだん生えなくなり、自己処理の必要がなくなるようになってきます。

なぜ医療脱毛に痛みを伴うのかと言いますと、このレーザーのエネルギーが毛の黒い部分であるメラニン色素に反応した際に熱を生じるからなのです。

この熱の反応には個人差があり、毛の太さや密度などでも違いますが、我慢できないほど強い痛みを感じる方から、我慢できる程度の痛みの方もいらしたりさまざまです。

医療脱毛で痛いと感じやすい部位

こちらでは、どういった部位が医療脱毛を受けたときに痛いと感じるのか、3つにまとめてみました。

• 顔の産毛・手の指などの皮膚が薄い部位
• 脇やヒゲなどの濃い毛が生える部位
• VIO・足の付け根などデリケートな部位

以下、上から順番に詳しくご紹介していきますね。

顔の産毛・手の指などの皮膚が薄い部位

顔の産毛などが脱毛できると顔の印象が明るくなり、また化粧ノリが良くなると言った美容効果の目的でも、人気の脱毛部位です。

顔と同じく、意外と人からよく見られる指先なども脱毛をしておくことで、普段のお手入れも楽になります。

そんな人気の脱毛部位である顔の産毛や指などの部位は、医療脱毛でも痛いを感じやすい場所として挙げられます。

顔の産毛や手の指などの皮膚が薄い部分ですので、このような皮膚が薄い部分は骨も近い部分になります。

皮膚が薄いと熱を感じやすく、レーザーの熱が伝わりやすく痛みが感じやすいと言えます。

脇やヒゲなどの濃い毛が生える部位

男性であれば、普段のヒゲの自己処理がわずらわしく、脱毛を希望する方も多い部位ではないでしょうか？

脇の毛や男性のヒゲなどは、毛も太くしっかり生えている印象がありますよね。

こう言ったしっかりとした根深い毛が生えている毛の医療脱毛は、使用する機械にもよりますが、安定した出力で照射をする必要があるため、とくに初回は毛も濃いため痛みを感じる方がほとんどです。

ヒゲに関しては熱も感じやすい口周りでもあるため、より痛みを強く感じやすいと言えます。

同じように、脇脱毛も皮膚が薄い部分に濃い毛が生えているため、照射時の痛みを訴える方が多い部位です。

VIO・足の付け根などデリケートな部位

ハイジニーナを希望する方も近年増加していて、生理中の蒸れや不快感、匂いや自己処理による肌トラブルの軽減、水着や下着からはみ出るムダ毛を気にしなくて良いこともあり、脱毛を希望する方が多い部位です。

このVIOや足の付け根などは力も入れにくく、大変デリケートな部位ですので、痛みや怖さを感じる方が多いです。

また、VIOなどは黒ずみなどの色素沈着もある部分ですので、レーザーを照射すると黒い部分に反応し熱エネルギーが生じるため、痛みを感じる原因になります。

特にしっかりとした濃く硬い毛の密度が高いVラインや、色素沈着が起こりやすいIラインの境目は痛みを感じやすいと言えます。

医療脱毛で痛みを感じやすいケース

こちらでは、先ほどお伝えした部位とは別に、痛みをどのような時に感じやすいのかを４つに分けてまとめてみました。

• 毛が濃くて量が多い
• 黒い肌や日焼けをしている
• 肌が乾燥してバリア機能が低下している
• 生理中で敏感になっている

どういったことで痛みを感じやすいかを把握しておくと、施術を受ける前に心構えができますね。

ぜひ、医療脱毛の前に抑えておいていただければと思います。

毛が濃くて量が多い

毛の濃さや量が多い場合には、しっかりと毛根にアプローチできるように安定した高出力のパワーを使用します。

高出力のレーザーが、毛が濃くて量も多い部分にしっかり反応するので痛みを感じやすいと言えます。

しかしこの場合、徐々に脱毛を進めていくうちに、毛が柔らかくなってきたり細くなってくると、痛みがだんだん緩やかになっていくケースもあります。

黒い肌や日焼けをしている

日焼けによりメラニンが生成され、肌の色が濃くなっていると、レーザーがムダ毛以外にも反応するため痛みを感じやすくなってしまいます。

脱毛をする際にレーザーが黒い部分に反応してしまうので、日焼けをした肌は、日焼けをしてない肌と比較すると、痛みを強く感じてしまう原因の一つとなります。

もう一つ注意点として、肌の色が極端に日焼けしていると医療脱毛によりヤケドをしてしまうリスクも高くなってしまいます。

肌が乾燥してバリア機能が低下している

肌が乾燥していると、医療脱毛の際に痛みを強く感じてしまうことがあります。

乾燥している皮膚はバリア機能が低下している状況ですので、刺激に敏感に反応してしまいます。

レーザーを照射することで一時的に肌のバリア機能が低下するため、ヤケドや毛のう炎のリスクが高くなってしまいます。

脱毛期間中に限らず、普段から保湿ケアを取り入れることをおすすめします。

生理中で敏感になっている

生理中や生理前はホルモンバランスの変化により、肌が敏感になっていたり肌荒れが起こりやすい時期です。

この肌が敏感になっている生理前や生理中での医療脱毛は、いつもよりも痛みを感じやすくなってしまうことがあります。

この生理期間中は人によっては体調もすぐれない方もいらっしゃるので、その場合は無理に医療脱毛を受けようとはせす、お電話などで相談したり、お日にちをずらすことも検討しましょう。

痛みへの対処法を取り入れて、ストレスなく医療脱毛施術を受けよう

医療脱毛を受ける上で、避けては通ることができない「痛み」についてお伝えさせていただきました。

痛みに対して強い方もいれば、極端に苦手な方もいるでしょう。

個人差はありますが、医療脱毛中に痛みを感じたときには無理をせず施術してくださる方に伝えるようにしましょう。

ストレスを感じながらの施術は苦痛になってしまいますので、この記事でもお伝えした医療脱毛の痛みに対処できるポイントも参考にしていただき、医療脱毛を検討していただければ嬉しいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。